国際医学に浸透する鍼灸の原理

中国から渡来した鍼灸医学は、わが国で、民族固有の文化と医学に結実し、奈良朝より、わが国医学の重要な位置を占めてきました。

そして、現代---鍼灸の理論と実践は、西洋医学にも強い影響を与え国際医学学会に広く浸透しつつあります。いまや、現代医学と鍼球医学が手を携え、人々の健康促進のために貢献する時代が来ているのです。

この科の特色は、こうした時代の要請にいち早く応えたカリキュラムで、多方面で活躍できる鍼灸のスペシャリストを養成すること。基礎医学から臨床まで、鍼灸のすべてをより広く深く学び、現代医学に裏打ちされた鍼灸の実践力を総合的に身につけ、医療現場ですぐに活躍できる人材を育成します。

■指導教育内容

この科は鍼灸の専門課程です。3年卒業と同時にはり師、きゅう師国家試験の受験資格が得られ試験に合格しますと、はり師、きゅう師の免許が取得できます。

免許取得後は、病院、治療院等で活躍できるほか、独立して治療院も開業することもできます。 国家試験の合格率は、鍼灸マッサージ科同様卓越した高水準を誇っています。


■カリキュラム

1学年
人体の構造と機能、疾病を理解するための基礎的な知識を学び、あわせて東洋医学の基礎概念や経路の走行、特性や経穴の配置等について学びます。
実技は鍼の差し方、灸のすえ方等の基本的な手技を修得し、自己刺鍼から対人刺鍼へと反復練習する他、鍼灸の治療に必要な技術の基礎を修得します。

2学年
一年次で学習した基礎的な知識をもとに、疾病の予防、成り立ちと回復に関する知識を修得し、正常と病態とを有機的に結びつけた学習が進められます。
あわせて、治療に必要な診察・診断に関する知識と技術の習得をします。さらに、東洋医学の病理観・疾病観、及び治療法等について理解していきます。
実技は基本手技と人体の各部位どのように応用するか等、実際の治療への適用を学びます。

3学年
二年間で得た知識と技術を実際の疾病の予防と治療に応用するための臨床的な講義や実技と併行して、患者を対象とした臨床実習を行い、治療の現場で実際に役立つ力を養います。
国家試験合格への万全の準備も進められます。
教育内容 単位数



科学的思考の基盤
人間と生活
14





人体の構造と機能
13
疾病の成り立ちと
その予防及び回復の促進
12
保健医療福祉とはり、きゅうの理念
2



基礎はり学
基礎きゅう学
7
臨床はり学
臨床きゅう学
10
社会はき学
2
実習(臨床実習を含む)
16
総合領域
10
合計
86
(法律で定める教育内容と単位数)
 
 
 
 
 
 
 
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