【開催報告】第3回 スーパートレーナーコース[9月16日(月・祝)|渡部 拓先生『最新ベースボールトレーニングと肩関節の傷害に対するコンディショニングスキル』]



9月16日(月・祝)の13:30~17:30に、鍼灸科・鍼灸マッサージ科・柔道整復科の在校生を対象としたスーパートレーナーコースの第3回講座が行われました。本校卒業生でもある渡部 拓先生(東芝硬式野球部コンディショニングディレクター・株式会社 ロコ・ケア代表取締役)を講師にお招きし、治療院経営とトレーナー活動の両立についてご講演いただき、最新ベースボールトレーニングと肩関節の傷害に対するコンディショニングスキル(野球の投球障害を例に)を実践しました。
講座前半では、実際の映像を見ながらトレーニング方法や動作解析などについて学びました。野球に必要なスキルについて総論(力のつり合い、軸の獲得について)・各論(走塁・打撃・守備・投球)をご教授いただき、パフォーマンス向上への実践的なテクニックを学びました。
講座後半では、各論で学んだトレーニング方法や、野球選手に必要なコンディショニングケアについて実技を学びました。実技ではゴムチューブや風船を使用し、胸郭の可動域の獲得や手技による上肢全体のケア方法を伝受していただきました。躍動感のある楽しい実技実践の時間となりました。



最後の1時間は貴重な振り返りのスキル講座ということで、今回も武田 剛輝先生( INAC神戸レオネッサ専属アスレティックトレーナー・東急レイエスFCアスレティックトレーナー)にご担当いただきました。本年度から始まったスーパートレーナーコースも3回目を数え、受講生から質問が積極的に出てくるようになり、今回も実りのある有意義な時間となりました。
次回は10月14日(月・祝)に、日本スポーツ協会公認ドクターの今井 宗典先生(横浜市立大学 整形外科大学院)を講師にお迎えし開催いたします。ドクターとスポーツトレーナー相互の連携について触れていただくため、受講生にとってスポーツトレーナーがドクターから求められることについて学ぶ貴重な機会になることでしょう。
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スーパートレーナーコースとは



スーパートレーナーコースは2019年度に発足した講座で、『将来トレーナーとして活躍したい』『アスリートへのケアを修得したい』という意欲が高い40名の受講生でスタートしました。
講師(現役トレーナー)の多くは呉竹学園卒業生で、ナショナルチームやプロスポーツチーム、アスリートに帯動する著名なトレーナーから直接指導を受けることができる貴重な機会と言えます。


