1月20日(月)に、鍼灸科・鍼灸マッサージ科・柔道整復科の在校生を対象としたスーパートレーナーコースが開催されました。最終回となる第7回は、講師として元なでしこジャパン・大野 忍 選手(現なでしこリーグ1部ノジマステラ神奈川相模原所属)を講師に招いて、「トップアスリートが必要とするトレーナー」をテーマにご登壇頂きました。

前半は、大野選手と山田 晃広 先生(THE STADIUM代表取締役)のトークセッション。W杯優勝時の大野選手の心構えや変化について、海外と日本のトレーナーや環境の違いなどをお話頂きました。また、ヴァンフォーレ甲府で選手として活躍された土橋 功 氏(中国プロサッカーチーム 浙江緑城 U-12コーチ)にもご参加いただき、当時のJリーグの状況や選手が求めているトレーナーについて、大野選手と一緒に講演して頂きました。トップアスリートの意見を聞くことのできる大変貴重な機会となりました。

後半は、山田先生によるトレーナーとして必要となる関節モビライゼーションのテクニックや足関節のテーピングを学びました。大野選手も患者役として参加して頂き、世界を制したトップ選手と交流を深めることが出来ました。

今回で今年度のスーパートレーナーコースは終了になります。どの講義も学生の熱心な姿が素晴らしく心に刻まれました。御協力頂きました山田先生をはじめ、各回の講義を務めて頂きました先生方に感謝申し上げます。 来年度もスーパートレーナーコースを開催予定です。この講座を通じて、スポーツに対して熱意を持つ学生がプロトレーナーのスキルやマインドを身に着けるよう願っています。

スーパートレーナーコースとは

スーパートレーナーコースは2019年度に発足した講座で、『将来トレーナーとして活躍したい』『アスリートへのケアを修得したい』という意欲が高い40名の受講生でスタートしました。
講師(現役トレーナー)の多くは呉竹学園卒業生で、ナショナルチームやプロスポーツチーム、アスリートに帯動する著名なトレーナーから直接指導を受けることができる貴重な機会と言えます。